回復・成長のプログラム

イベントについて

NABAのイベントとは

NABAでは、摂食障害について学び、分かち合う機会をもつために、また、私たち本人の声を広く一般の人にも届けたいという願いから、年数回イベントを開催しています。

イベントは、NABAメンバーに限らず、どなたでもご参加いただけます。

本人や家族の体験談はもとより、専門家による講演や様々なワークなど、テーマも内容も幅広く、回復・成長へのヒント、希望のメッセージがたくさんつまっています。

また、こうしたイベントを公開の場で開くことで、多くの方々と直接出会う機会になると同時に、私たちNABAメンバー自身が自分を肯定的に受け入れていく力を得る機会にもなっています。

このページでは、NABAの主なイベントをご紹介します。それぞれのイベントの今後の開催予定など、最新の情報は今後のイベント情報をご覧ください。

セミナー

ワークショップ

フォーラム

ピアサポ祭り

セミナー

セミナー

セミナーは、摂食障害とそれをとりまく問題・テーマについて学ぶ場として、毎年1~2回開催しています。

内容は、専門家による講演やQ&A、本人・家族の体験談などで、毎回様々なテーマ・切り口を工夫しています。

参加した方からは、「専門家の先生に直接質問して答えてもらえて、とても参考になった」「自分と同じ本人の人が体験談を話している姿に感動した」「いきなりミーティングに参加するのは敷居が高かったけど、セミナーに参加して雰囲気がわかり、安心した」などの声が寄せられています。

また、ご家族の方にも、こうした場に出向き、知識を持っていただくことをお勧めしています。

ワークショップ

ワークショップ

ワークショップは、全国の仲間や家族が集まる機会として、毎年2回、二泊三日で開催しています。

もちろんNABAメンバー以外の方もご参加いただけます。体験談やミーティング、講演会、分科会ワークなど宿泊日程ならではの多彩なプログラムが用意されています。

食事や、他人と宿泊することに不安を感じる方も多いと思いますが、参加した仲間からは「最初は緊張したけど、同部屋の人たちとじっくり話して、普段は話せない本音を出せた」「変化するきっかけになった」「泊るなんて絶対無理って思ったけど、意外と平気で自分に自信を持てた」など、とても好評です。

様々な事情から、普段は直接会えない仲間たちも、じっくり・しっぽり分かち合えるのもワークショップの魅力です。

ワークショップでは、勉強よりも、皆と寝食をともにしてみることに意味があります。「過食したくなっちゃった」「仲間外れにならないか不安」そんな気持ちに、きっと「私もだよ」と答えてくれる仲間がいるでしょう。勇気を出して参加できたという経験が、あなたの自信になってくれるはずです。

フォーラム

フォーラム

フォーラムは、NABAが独立して事務所を構えたお祝いに、1994年から毎年1回開催している感謝の集いであり、お祭りです。

内容は、本人・家族の体験談、アトラクション、会場全体での分かち合い(ミーティング)などで、仲間の存在を身近に感じたり、時には元NABAメンバーが訪ねてきてくれたりと、アットホームな集まりです。

ピアサポ祭り

ピアサポ祭り

ピアサポ祭りは、摂食障害や依存症に限らず、様々な生きづらさを抱えた人や、グループとも出会い・分かち合う場として、2005年から毎年1回開催しています。

様々な依存症や障害、うつ、セクシャルマイノリティ、DV、性暴力、AC、虐待など多種多様のテーマに取り組む自助グループやNPO、中間施設など、約100団体に参加・協力いただいています。

一日がかりのイベントで、午前中は様々な仲間の体験談、グループのアピールタイムとパフォーマンスを挟み、午後はシンポジウム、閉会後には希望者によるミーティングも行っています。

摂食障害から回復・成長していくには、狭くかたくなな価値観を広げていくことが大切です。人それぞれ問題や抱えるテーマは違っていても、水脈・源流をたどっていくと、孤立感や、生きづらさ、他者とつながることで助かった希望など、共感し合えることは必ずあります。

そうした共感と同時に、お互いの考え方や在り方の違いも認め合うことで、価値観や世界観が広がり、一人一人が、ひいては世の中が、少しでも生きやすくなることを願って開催しているイベントです。

inserted by FC2 system