メッセージ活動
全国各地で体験をお話しています
NABAでは、摂食障害者の声を広く届けていきたいという願いから、積極的にメッセージ活動を行っています。
具体的には、病院の院内ミーティング、地域の自助グループ、保健所や他団体の主催するイベントなどにNABAメンバーが出向き、体験談などを話すというものです。
メッセージ活動は、「自分の経てきた成長のステップを、まだ苦しんでいる仲間たちへ正直に語る」というNABA10ステップの理念に基づいて行っています。
私たちにとっての「メッセージ」とは、決して「回復者として伝える」ものではなく、自分自身のさらなる回復・成長を願い、聞く人を求めて、自らの体験を「届ける」ことを意味しています。
2012年現在、定期的に行っているメッセージミーティングは、群馬県の赤城高原ホスピタル、東京足立病院、愛知県の西山クリニックです。
その他にも、全国各地の様々な機関・団体にお呼びいただき、ご要望に合わせて、体験談や講演、NABAオリジナル映像の上映など行い、広くメッセージを届けています。
また、全国の仲間や摂食障害に関わる方々からの「私たちもグループを開きたい」というお問い合わせに対して、パンフレットやミーティング・マニュアルの送付、時には活動経験の豊かなメンバーがグループのガイド役として、その場に出かけるなどのメッセージ活動も行い、積極的に協力しています。