NABAへようこそ

NABAとは

NABA(ナバ)は

NABAとは

1987年に発足した、摂食障害からの回復と成長を願う人々の自助グループです。

正式名称は、日本アノレキシア(拒食症)・ブリミア(過食症)協会(Nippon Anorexia Bulimia Association)。摂食障害を経験した本人によって運営され、1987年の発足以来、仲間たちの視点や実感、体験や知恵によって作り上げてきたプログラムによって、多くの摂食障害者が回復・成長の途を歩んでいます。

NABAでは、仲間ならではの「出会い・分かち合い」「安心・安全」を大切にしながら、直接足を運べない人も利用できる会報や電話相談など、プログラムを工夫しています。

また、家族の立場の方が利用できるプログラムや、一般の方もご参加いただけるセミナーの開催や書籍発行、医療機関へのメッセージなども積極的に行い、本人同士の「安心・安全な場」を保つと同時に、医療や福祉など様々な分野と連携しながら広く社会にメッセージを届けようと活動しています。

*自助グループ(Self Help Group)
同じ悩みを抱える人々との出会い・分かち合いなどを通じて、相互に援助しあい回復・成長していくことを目的とした集まり。障害や依存症、難病の患者会、社会的マイノリティ、家族の会など、様々なテーマ・活動形態がある。「ピアサポート」は、同じような立場の人同士のサポートという意味。

NABAのモットー

NABAとは

NABAのモットーは「いいかげんに生きよう」です。

私たち摂食障害者は 「どっちが良いか悪いか」といった白黒思考的な狭い価値観や、「これしかない」「やるなら最後まできちんと」といった完璧主義の結果、つい頑張りすぎてしまうか、全く何もやらない「all or nothing」の傾向があります。そのため、この言葉には「まずは『いいかげん』にでも、今できることから一緒にやっていこう」という願いを込めています。

症状渦中の方はもちろん、「症状は治まったけど生きづらい…」「この程度で摂食障害って言っていいの?」という方まで、どんなあなたもウエルカム!今日このページに来てくれた出会いを大切に、一緒に歩んでいけたら嬉しいです。

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